無限探求打楽器奏者『ワイパー・イトウ』ブログ

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【下書き】2017.7.7かわかみひろひこ先生によるアレクサンダー・テクニーク・ワークショップ受講記録

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上記図はイトウ画。備忘録として書いたもの。

絵心なく、全く正確な図ではないことにご注意。

 

 

 

 

約1年半ぶりのアレクサンダー・テクニークのレッスン受講。

ATを初めて受講して10年が経ち、近年は本当に1年に一度あるかないかという受講ペースになってしまったが、それでもATのことを忘れたことはないし、日常でも自分なりの理解でATを使用している。

それでも、毎回、「こんな些細なことに気づけていなかった」だとか、「知識としては頭に入っていたが全く体感として入っていなかったものが突然腑に落ちた」だとか、そんなことがあり、喜びと呆れが混じったような複雑な体験をする。

 

今回もたくさん気づきがあったが、特に大きかったのが2点。

 

・背骨と頭蓋骨の接点は、耳の後ろあたりの乳様突起の内側にあるが、頭蓋骨の重心はそれのやや上前方、こめかみの下あたりにある。当然ながら、背骨と頭蓋骨の接点は背骨の上にあるが、頭蓋骨の重心は背骨の上にはない。

 

・肋骨の身体の側面の軌跡について、後ろ斜め上に向かって伸びている。

 

 

前者は、「頭蓋骨の重心は背骨の上にはない。」という部分が今回の重要なワード。

「重心が、環椎後頭関節よりやや斜め前にあることによって、首の後ろの筋肉が細かく緊張・弛緩を繰り返してバランスをとっているんだよ~。」ということは理解していたが、首より下の部分と頭蓋骨の重心の関係はまるで見落としていた。

 

どうやら僕は、知らず知らずの間に「頭蓋骨の重心」を「背骨の上」に持っていこうとしていたらしい。

 

実際、「頭蓋骨の重心の下には背骨は無いよ~。位置関係的には内蔵群の中を通って行くよ~。」と思うと、健全な前傾姿勢の感覚が起きた(周りから見ると前傾姿勢にはなっていない)、とても伸びやかで動きに推進力がうまれ心地よい感じがした。

 

僕は普段の生活からとても後傾していると自覚している。冬場、雪道に滑って転ぶのは後方に向かって。前方に向かって転ぶことはほとんどない。そのほか、歩くとき走るときに謎のブレーキがかかるというか、他人と比べて、前に行こうとする気概に薄いなぁと感じていた。

 

もうかなり昔の話だが、革靴の達人の店で、ちゃんと足のバランスを測定した上で靴を作ったことがあるが、その際、「(足の)指にほとんど体重が降りていないね。もったいない。」と言われたことを思い出した。

 

これは、もう自分の特性でどうしようもないことなんだと思っていたが、どうやら身体感覚の勘違いから来ているものであり、修正することが可能なようだ。これがうまく行けば、前方へエネルギーを出すことが容易になり、楽器の演奏にも好影響がでるはずだ。

 

これから、要観察。

 

 

後者は、解剖学的知識としては随分昔から知っていたのだが、先生から直接口で「肋骨が斜め上後方に向かって~」と説明があったのは今回が初めてだと思う(先生は昔から言っているが僕が気に留めていなかったという可能性は高いが)。

 

「そういえばそうだよね~」と思い、ためしに脇腹に手のひらをあて、肋骨のラインに向かって「上後方に向かって~」と頭の中で語りかけると、先生にハンズオンしてもらったときのあの独特の身体の上前方に推進力が生まれ身体が軽くなり下肢が開放される感覚に近いものが感じられた。

 

「そういうことだったのか!10年目にして初めてわかった!」と思った。

知っているとわかっているでは大違い。

 

上の図でいうところの、肘の下あたりからはじまり、頭蓋骨のはるか上前方に伸びていく矢印に統合されているラインがそれ。なるほど~と思った。この部分の方向性が整うと、骨盤周り・内部と股関節が開放される。すると下肢の動きも開放され、全身の力を淀みなく前方に(楽器を弾くときは手を伝って)届けることができる。

 

逆に言えば、このとき肋骨のラインを間違うと、それより下のエネルギーを利用することはできない。

 

 

 

<以下は、備忘録としての箇条書き>

・上を向くとき、大脳の視覚野の下部で受け取る。下を向くとき、大脳の視覚野の上部で受け取る。

・坐骨の方向。鼠径部からお尻の斜め後ろに向けて強く思う。前方に大きなエネルギーを与える(楽器を弾くなど)と同時に、それ以上のエネルギーを坐骨の方向へ思う。

・視神経はやや上後方・身体の内側方向に集まりながら視覚野に向かう。なぜか首の内側・鎖骨・胸骨の内側あたりの詰まりがとれる。声が響きやすくなる(特に低音)。身体の下部からの繋がりがえ安くなる。

・腕の回外によるストロークストロークと同時に、二の腕はは「内」と思ってやる。するとパワーがでる。

・肩甲骨は僕が思っているより外側にある。腕についていく。外に前に。

・横たわってバンザイ。膝は伸ばす。大変な方の腕から始める。右腕の場合、寝転がったまま左足を右足の上方に向かって動かし、「足が長~い。腕が長~い。」と思っていやる。元に戻す。反対側も同じ。さあどうなるか。

・「身体の奥行きを大事にする」・・・肋骨の方向性を大事にする。肋骨の長さを大事にする。内臓の厚みを大事にする。と思ってやると、僕の場合はうまくいきやすいかもしれない。

・ダラブッカを叩くとき、皮ではなく、太鼓の底辺よりさらに向こうに向かってストロークすると音が太くなる。

・呼吸により自然と身体の色々な部分(胸、腹、背中、腰部など)が動くことを許してあげるとやたらパワーが出る。

・行動する前に間を与える。自律神経系に変化が生じる。そこに指示を差し込む。

ミラーニューロンの話。人は自分の身体感覚以上の話はできない。指導する人は自分の身体感覚を上げることが大事。

・植木バサミ。ペリパーソナルスペースは道具を持つと、その道具にも拡張していく。初めて触れるピアノと仲良くなる方法。

・腕を動かして自分のペリパーソナルスペースに触れる。薄くなっている部分はないか。スペースは地面の中にもあるよ。

・スキップ。足が地面に着地した瞬間重くなる。ので、その瞬間に「(胴体の)奥行」と思ってやる。そのリズムに合わせて。楽器弾く時も同じ。ストロークと同時に「奥行」とか「脇の下に向かってドワーー」と思ってやる。